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Scala入門 Scalaの環境構築〜HelloWorldを表示

目次

1.実行環境

2.Scalaとは?

2003年に開発されたオブジェクト指向関数型プログラミングの両方を兼ね備えたプログラミング言語です。
処理系にJVMを使用するためJavaなどのライブラリを利用することができます。

3.Scalaの特徴

Scalaで取り扱うすべての値や関数はオブジェクトであり、全て操作はメソッドで行われます。
Scalaではプリミティブ型は存在しません。
Scalaの機能にミックスイン合成というものがあります。
ミックスイン合成とは1つのクラスに対して複数の実装を持たせることができる機能です。
強い静的型付けであるが、型推論の機能も持っています。

4.Scalaをインストールしてみよう

4-1.Java8のインストール

yum install java-1.8.0-openjdk
yum install java-1.8.0-openjdk-devel

4-2.Scalaのダウンロード

wget https://downloads.lightbend.com/scala/2.12.4/scala-2.12.4.tgz

4-3.Scalaの解凍

tar xvzf scala-2.12.4.tgz

4-4.Scalaを任意のディレクトリに配置

mv scala-2.12.4 /usr/local/scala

4-5.Scalaへパスを通す

export PATH=$PATH:/usr/local/scala/bin

4-6.パスが通ったかの確認

echo $PATH

4-7.Scalaのバージョン確認

scala -version

5.Hello Worldを表示してみよう

5.1サンプルコード

HelloWorld.scala

object Main {

  def main(args:Array[String]) = {

    val arg1 : String = "Hello World"
    println(arg1)
  }
}

実行結果

Hello World