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スクラム開発の基礎について

最近、私の現場で本格的にスクラム開発を取り入れてきました。

スクラム開発はいろいろな現場で行ってきましたが、しっかり勉強する機会がなかったので1から再度勉強しなおしました。 その時のメモ内容を備忘録としてまとめます。

まず勉強に使用した資料は以下です。

スクラムガイド
https://www.scrumguides.org/docs/scrumguide/v2017/2017-Scrum-Guide-Japanese.pdf

スクラムには4つの公式なイベントがあるそうです。

スクラムイベント

スプリントプランニング

  • スプリントの作業を計画すること。
  • スプリントのゴールを決める。
  • プロダクトバックログから成果物を作成するために必要な作業を1日以下の工数で収まるように分割する。

デイリースクラム

  • 毎日15分間のチームミーティングを行う。
  • デイリースクラムの開始時間帯と場所は毎回固定する。
  • 前日に実施した作業と今日やる作業、問題になっていることを報告する。
  • このミーティングを通してスプリントゴールとスプリントバックログの進捗具合を確認する。
  • このミーティングを継続させることによりチーム全体でコミュニケーションを良好にして、日々発生する問題に対しても迅速に気付けるようにし開発のスピードを向上させていくことが期待できる。
  • デイリースクラムでは進捗が問題なく進められているかを確認し合う場ということを認識しておく。 時間がなければ最悪、現状の課題のみ確認して課題がなさそうであれば問題ないという認識でスプリントを進めていってもよい。

スプリントレビュー

  • スプリントの終了時に行う。
  • スプリントが1か月の場合、スプリントレビューは最大4時間
  • 主な内容としては成果物の確認や次に何ができるかを参加者全員で話し合う。

スプリントレトロスペクティブ

  • スプリントレビューと次のスプリントプランニングが始まる前に行う。
  • スプリントが1か月の場合、スプリントレビューは最大3時間
  • スプリントを通じて作業方法や人間関係、使用しているツールなどについて、良かったことや悪かったことなどを話し合い、次のスプリントをよりよくするために行う。

ロール

3つのロールがある。

プロダクトオーナー

  • 作るものに責任を持つ

スクラムマスター

  • チームの課題を吸い上げて、なるべくチームの機動性を下げないように支援する。
  • プロダクトオーナーを支援する。
  • 外部からチームを守る。

開発チーム

  • 自己組織化
    • 他人ごとにしない。
    • 知りませんでしたは無し。
    • 他人事も自分事として受け止めてチーム全体が円滑に機能するようにする。
  • 機能横断型
    • APIしか作れない、DBしかできない、画面しかできないは✖。
    • できないのならペアプログラミングなどをして触れるようにする。

個人的に重要そうだと思ったキーワード

  • 透明性
  • Doneの定義

スクラム基礎用語

プロダクトバックログ

機能や技術的改善要素を優先順位付けして記述したもの。
ユーザー目線の表現を心掛ける。
現在のプロダクトの状況などが確認できステークホルダーも確認が行える。

スプリントバックログ

プロダクトバックログを実現するためのタスクリスト。

インクリメント

成果物のこと。
小さい成果物をコツコツとインクリメンタルに開発していくことで目標としているソフトウェアに近づいていく様から来ているそう?

リファインメント

プロダクトバックログを精査すること。
見積もりや優先順位の並び替えを行ったりする。

とまぁこんな感じですかね(笑
本記事には載っておりませんが、インセプションデッキというものを現場で行ったため、
別途記事にまとめていきたいなと思います。

以上