目次
1.プレイスホルダ構文とは
この構文を使用することで関数リテラルの記述を簡潔にすることが可能になります。
例えば普通にの関数リテラルを記述した場合
scala> val func: (String, String) => String = (x: String, y: String) => x + y func: (String, String) => String = $$Lambda$3092/420144788@1d63fdf
となり、実際に関数を使ってみる。
scala> func("Hello", "World") res0: String = HelloWorld
しかし、プレイスホルダ構文を使用すれば以下のように記述でき、結果も上記と同じになる。
scala> val func: (String, String) => String = _ + _ func: (String, String) => String = $$Lambda$3099/532771753@5eed3df6 scala> func("Hello", "World") res1: String = HelloWorld
これで関数リテラルが完結記述できました。
最後にプレイスホルダ構文を使用する際の注意点として
① 引数が関数リテラルの中で一度しか使用されていない場合に利用できる。
② 「_」として置き換えるため、型を推論できるための情報が必要。
以上