どうもSassyです。
最近こんな本を読んでいます。
本自体は2015年のものなので6年くらい前ですかね。
読み始めたばかりなのですが、最近リーンスタートアップについて調べていてそれ関連の書籍を読み漁っており知らない手法があったので、ブログに起こそうと思います。
(すでにご存じの方は多い方と思い恐縮ですが。。)
スタートアップ企業が顧客を獲得するための方法とは?
まず始めに、
少し前にスタートアップという言葉が出てきて久しいですが、「新しく設立した会社=スタートアップ」ではありません。
スタートアップ企業とは自分たちが開発するサービスを急成長させることを目的としています。
しかし、多くの企業は急成長させられずに失敗をしていきます。
サービスはすべて悪いものばかりでは無いと思います。
ではなぜ急成長させられずに失敗に終わっていくのでしょうか?
それは十分に製品に対してエンゲージメントを高められていないからです。
「トラクション」という書籍の中に製品を急成長させていく方法、つまり「トラクション」を獲得するための方法が記載されていました。
その方法は「ブルズアイ・フレームワーク」を使うというものです。
海外のスタートアップが19のチャネルからトラクションを獲得していることを発見し、成功したスタートアップ企業はそのチャネルの中から自社に最適なチャネルを見つけているそうです。
その最適なチャネルを見つけ出す方法が「ブルズアイ・フレームワーク」なのです。
トラクションとは?
書籍から引用させていただきます。
トラクションとは、成長する兆しであり、ビジネスにおける重要指標を計測することで明らかになるものです。
出典:トラクション スタートアップが顧客をつかむ19のチャネル
Webサービスでは日々のアクティブユーザー数、モバイルならダウンロード数というような感じです。
19のチャネルとは?
19のチャネルとはどんなものでしょうか?
この中から最適なチャネルをさがすのは難しそうですが、すべて試す必要はないそうです。
複数の選択して、その中から探すという感じみたいです。
書籍では以下のチャネルが挙げられていました。
- バイラルマーケティング
- PR
- 規格外PR
- SEM
- ソーシャル/ディスプレイ広告
- オフライン広告
- SEO
- コンテンツマーケティング
- メールマーケティング
- エンジニアリングの活用
- ブログ広告
- パートナーシップ構築
- 営業
- アフィリエイト
- Webサイト、アプリストア、SNS
- 展示会
- オフラインイベント
- 講演
- コミュニティ構築
結構多いですね。。。
この中から自社に最適なチャネルを見つけ出すために行う方法が「ブルズアイ」です。
ブルズアイ・フレームワークで最適なチャネルを見つける手順
ブルズアイもリーンと同じで仮説~検証のようなサイクルで回していき、検証終了後に学んだ結果からダメなら最初に戻って計画を立て直します。
50%ルール
自分が保有する時間の50%を製品開発に充てて、残りの50%を顧客の獲得に充てるべきという考え方です。
しかし、多くの方がどうしても製品開発を進めたいという衝動に駆られて実践では中々難しいと述べられています。
私もエンジニアなのでマーケティングに比べたら断然エンジニアリングを優先したくなりますね。。笑
読んでみて確かにと思いました。
まとめ
ブルズアイは読んでみてあまり難しくないし、世の中のスタートアップ企業の方で知らない人がいましたら、是非導入してみてください。
基本的にはブルズアイ・フレームワークはリーンスタートアップと組み合わせてることでより大きい効果を発揮するのかなと感じています。
もちろんそれ以外の手法で製品開発を行う場合でも使える方法ではあるかと思いますので、興味ありましたら「トラクション」読んでみてください。