青池とは
青池は青森県西津軽郡深浦町松神に位置する、世界遺産に認定されている白神山地の中にあります。
白神山地とは下記より説明をお借りします。
白神山地は世界最大級のブナの原生林と、そのブナ林が支えてきた貴重な動植物が分布する極めて価値の高い生態系を有する地域ということが認められ、1993年に屋久島と並び日本初の世界自然遺産(自然遺産)に登録されました。
世界自然遺産である白神山地は北緯40度20分から45分の間、青森県南西部から秋田県北西部にまたがる面積約130,000ヘクタールの山地の総称です。 青森県側は約4分の3を占める12,627ヘクタール、秋田県側は4,344ヘクタールとなっています。
白神山地には、ほとんど人為的な影響を受けていない1,000メートル級の山々と、落差のある美しい滝が存在し、豊かな森には特別天然記念物のニホンカモシカや天然記念物のクマゲラ、イヌワシなど動植物が自然の生態系を残して数多く生息しています。
このような綺麗な自然環境の中にあり、コバルトブルー色に青く透き通った水本来の青さが出ている池が 青池 なのです。
青池へのアクセス
青池へは十二湖駅の目の前に入口があるのですが、目的地までは5km以上あり徒歩では大変です。
駅からバスが出ているので、バスを利用すると良いです。
弘南バスという路線が走っているのでそちらを利用しましょう!
時刻表はこちらから
見どころ
十二湖への入り口をどんどん登っていくといくつか池があり、いくつか拠点があります。途中の駐車場に停めて歩いて登る人もいれば、そのまま上の方まで車で行き有料駐車場に停めて各池を見に行く人もいます。
上の方まで車で登っていくと「森の物産館 キョロロ」があります。
「森の物産館 キョロロ」では、お土産や軽食が販売されており、周辺を散策する人たちの拠点となっています。
そこから500mほど歩くと青池に到着します。
青池へ行く途中には 鶏頭場の池 があり、そこでは見たことのない珍しい鳥を見かけることもしばしば。
また、青池までの道中の脇に ミズ という東北の方(特に青森や秋田)で良く食べられる山菜が自生していました!
この ミズという山菜はきれいな沢で育つようなのですが、白神山地では平気で人が歩く道の脇に生えており改めて白神山地の自然の綺麗さを再確認します。
そして、 青池 の先に散策コースがあり、「白神岳登山口駅」の方までつながる登山道があるので、白神山地の自然を堪能しながら歩けます!
観光目的で来られた方が散策コースを歩くときは、それなりに登山道を歩ける格好で行きましょう。
こっちのほうはアブとかたくさんいますし、それ以外にも危険な虫や生き物に遭遇するかもしれませんので適切な格好で行くことをおススメします。
口コミ
日本で有名な青い池です! 今回で2回目ですがいつ見ても新鮮、どこから見ても綺麗、何時でもキレイと、文句の付けようもない凄みがあります! 天気や日の差し込み方にもよって見え方が変わります。とても有名ですのでどんどん人がきます。大型バスもくるのでゆっくり見たいという方は15時以降とかおすすめです(バスツアーはまずこの時間とても少ないし、日帰りの方もあまりいないように思います) この青池だけ見て帰る方がいますが勿体無い。もうひとつの青い池がここから5.600m先歩いて10分の沸壺(わきつぼ)の池があります。こちらも負けじと青いく、小川が流れ込む動きと音のある池です。近くに湧水が沸いているので是非セットで見る事を強くオススメします
引用元:Google マップ
GW期間だけだと思いますが、青池に1番近い有料駐車場まで行こうとすると渋滞に嵌ってしまうのでその手前に駐車して歩いたほうが早いです。十二湖ビジターセンターに駐車して徒歩→青池→ブナ自然林→沸壷の池→で小一時間が良いかもです。大型バスも通るので身勝手な路駐は厳禁です。青池は深い青だし、沸壺の池は更に深い緑。ブナ自然林では深呼吸するだけで心と身体が浄化されて体内が洗われます。白神山地は絶対に目に見えないパワーかあります。
引用元:Google マップ
想像以上に青く、とても綺麗でした。美瑛の白金青い池とは違い、濃い青色です。訪れた時は曇り空でしたが、とても青く、透明度も高かかったです。森の物産館キョロロからは徒歩10〜15分程で、アップダウンの少ない比較的平坦な道のりです。(散策コースを1周する場合は、青い池を過ぎるとアップダウンが激しくなり、足元も悪くなります)
引用元:Google マップ
まとめ
いかがでしたでしょうか?
このような青く透き通った池は神秘的で、モノでも落としたら何か出てくるのではないか思えてしまうほど(笑
連休やお盆シーズンは人が多いかと思いますが、場所が場所なので普段はそこまで人が多くないはずです。
個人的なポイントとしては青池だけ見に行くのではなく、カメラ片手に自然の生き物などを撮影しに行くのもアリですし、登山目的で行くのも良いと思います!
車で行くときは狭い山道を通ったりするので事故や怪我には十分に気をつけてください。
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