はじめに
今回、我が家の玄関横にある収納スペースにDIYで棚を増築しました!
空きスペースを活用して 棚柱 を設置することで横幅いっぱいまで収納スペースとして使えるようにしています。
棚柱の設置には、壁の裏に柱が入っていないため、石膏ボードのアンカーボルトを使うことでしっかりと耐久性のある棚に仕上げています。
棚の取り付けで悩むのが、取り付け位置に柱が入っていなくビスだけで取り付けられないことで悩む方は多いのではないでしょうか?
どうしてもアンカーを差し込んで下準備をしてからというのは地味に手間がかかります。
今回は「エビモンゴジプサムアンカー」という石膏ボード用のアンカーボルトを使って簡単に棚をDIYできる手順や私がどのようにして棚を増築したかを参考できるようにご紹介していきたいと思います。
まずは下の画像をごらんください。
入居時から取り付けてあった棚です。
モノの上に、更にモノを置いて収納していたため、かなり取り出しにくく、モノを取り出すたびにぐちゃぐちゃしていきます。 (収納が汚くお恥ずかしいためモザイクを掛けています。)
そこで棚を増築して物を置くスペースを増やして1段に置くモノの量を減らせればと思い増築を試みました。
そして、この棚の向かい側に人が1人分入れるスペースがあります。
今回はこのスペースを使って棚を増築していきます。
準備とDIYに掛かった費用
それでは準備をしていきましょう。
本記事で使用する 棚柱 はカインズホームで購入したものになります。
長さ 1820mm のものです。
4本購入しました。
棚柱を設置するために、石膏ボードアンカーとビス、棚受けを購入しました。
※ビスは写真上コンクリートビスを使用していますが、適切なサイズが他に無かったために使用しています。
今回のDIYにかかる備品と費用、道具を以下にまとめます。
【備品】
- 棚柱 598円 x 4本 = 2392円
- エビモンゴジプサムアンカー 880円(20本入) x 2袋 = 1760円
- ビス(4.0mm x 25mm) 398円 x 2パック = 796円
- 棚受け金具 298円(8個入) x 1パック = 298円
合計:5246円 の制作費用となりました。
※棚板を作る場合は別途費用が掛かります。今回は既存の棚板を使うため本記事では棚板代はかかっていません。
【道具】
- ドライバー
- 電動ドライバー(あるとビスの打ち付け作業がだいぶ楽になります)
- 鉛筆
- 直角定規
- 養生テープ
制作
設置位置を決める
始めに定規を使って、柱を取り付ける位置を決めていきましょう。
私の場合は、もとから取り付けてある棚の棚柱の位置を参考にしました。
奥から 2cm と、27.5cm の位置となっていたので、それに倣ってマーキングしていきます。
印は鉛筆を使って付けていきます。
直角定規を使用すると、より正確に位置を決めることができます。
付けた印は消さずとも、棚柱を付けるときに隠れるように設置すれば目立たないのでここでは気にしないで良いです。
付けた印に沿って、棚柱を養生テープで仮止めしていきます。
奥から、2cm と 27.5cm の位置となっていることを確認し、ズレていたら仮止め位置を調整します。
柱が既定の位置に沿って真っすぐとなっていることが出来たら完了です。
こんな感じに仮止めを行いました!
養生テープを使用することで、壁を傷付けずに柱を仮止めすることができます。
それでは最後に棚柱に等間隔で開けられているビスを打ち込む穴にマーキングしていきます。
これで設置位置を決めることができました。
石膏ボードアンカーを取り付ける
次にアンカーを取り付けていきましょう!
今回使用するのは 「エビモンゴジプサムアンカー」という石膏ボードにビスを打ち込めるようにするためのアンカーボルトを使用します。
エビモンゴジプサムアンカーはプラスドライバーがあれば簡単に取り付けできるのでおすすめです。
プラスチックタイプと金属タイプがあり、今回は金属タイプを使用します。
そのため、簡単に石膏ボードに差し込めます。
アンカーをドライバーにセットします。
先ほど付けたビスの取り付け位置に対してアンカーを埋め込んでいきましょう!
圧力を加えながらねじ込んでいくと簡単に埋め込めます。
埋め込むとこのような感じになり、この穴に対してビスを打ち込んでいきます。
棚柱にネジを打ち込んでいく
アンカーの取り付けがすべて完了したら、棚柱を取り付けていきます。
棚柱のビス穴にビスをセットしてアンカーの穴に打ち込みます。
この際に電動ドライバーを使用するとよりスムーズに取り付けできます。
私が持っている電動ドライバーは以前Amazonで購入した6000円ほどの道具になりますが、現在売り切れの状態となっていました。
18Vで5000円ちょっとで購入でき、インパクトもあるのである程度のDIYでも十分役に立つ電動ドライバーでしたが、他にも良い商品がありますのでおすすめを3つほどご紹介します。
以下は5000円ほどで購入でき、室内の趣味DIYレベルでも十分に使え、ある程度パワーもある電動ドライバーです。
これですべての棚柱の取り付けが完了しました!
あとは棚受けの取り付けと棚板を取り付けてあげれば完成です。
試しに元からある棚柱に設置されている棚板を取り付けてみました。
棚柱の位置のズレがほとんど無くグラついたりすることなく収まりました!
時間としてはおおよそ1時間もかからずに作業完了です。
最後に
いかがでしたでしょうか?
石膏ボードアンカーを使えば、石膏ボードに対して簡単にDIYできますし、今回のような棚を最低限プラスドライバーのみで施工することができますので、是非試してみてください!
また棚柱に関して、お近くにカインズホームが無い場合は別のホームセンターでも同様のものは販売されているはずです。
もし、わからない場合は代わりにこちらの 棚柱・棚受け・ビスのセット商品をご紹介します!
「エビモンゴジプサムアンカー」と一緒に購入していただくことですぐに施工できる状態にできますので是非お試しください。