はじめに
今回制作したものはこちらです。
[※完成品画像]
この完成品を掲載するのと同時にBefore、Afterを見せれればと思ったのですが、作業前の玄関周りの写真を撮り忘れました…
過去の記事で使用した画像になり見えずらくて恐縮ですが、画像上部にある玄関扉の両サイドの小さな棚が置かれており、これが制作前の状態になっています。 (移っているテーブルは関係ないです……)
制作前の状態のイメージを持ってもらえればと思います。
この棚を作ろうとしたきかっけは玄関の両脇に設置された背の低い棚にものがゴチャゴチャ置かれていたのを整理したく、高さのある棚を制作して下側をスッキリさせたかったからです。
材料費
- 2x4木材(269cm) 1280円 2本
- ツーバイ材用のジョイント金具 398円 4個
- 円柱の木材(長さ91cm x 幅2.5mm) 580円 1本
- U型ソケット金具 198円 2つ
- ラブリコ(スチール製)898円 2個
- 1x10木材(91cm) 1480円 2枚
トータルで9884円でおおよそ10000円ほどの制作費となりました。
制作工程
1. 下処理
それではまずは下処理から始めます。
塗料は外で使用するので雨や紫外線をもろに受けるため油性を選択しましょう!
今回は 油性木部保護塗料ステインガード 0.7 というのを使用しました。
私は玄関に雰囲気に合わせて木材のそのものの色を活かすためにクリアを購入しました!
塗料は各自でお好みのものを選ぶのが良いと思います!
クリア | オーク | ピニー | ウォルナット |
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塗装の準備をします!
下に新聞紙を敷いて、その上にプラスチックケースの蓋を使っています。
プラスチックケースの蓋は必須ではないです(笑
塗料を塗るので新聞紙に直置きだと乾いた際に新聞紙が張り付いてしまうのでそれを防ぐための台替わりに使用していて、過去にレンガを使いましたが接地面が広く跡が付いたりして、接地面が極力少ないこのプラスチックケースの蓋に行き着きました。
クリアなのでわかりにくいですが、塗装をしており良い感じに木材の色が活かされていますね!
2. ジョイント・ラブリコの取り付け
次にジョイントを付けていきます。
ジョイントは先に取り付けました。
なぜなら柱を設置した後に取り付けるのは、ジョイントの位置がずれたりする可能性があり失敗に繋がるからです。
画像のように左右に設置する木材を合わせながらジョイントの取り付け位置を正確に合わせてネジ締めを行ってください。
これがズレると棚が斜めになり非常に使いにくくなります。
こんな感じで何度も位置を確認しながら取り付けました。
使用した金具の類似品はこちらになります。
このタイプを選択した理由は、左右のずれが無くなるからです。
木材をカッチリ掴むようなタイプの金具になっているので左右のずれがほぼなく上下を切れに合わせてあげれば良いからです。
また金具の上下の位置合わせはL字のものさしを使って金づちで軽くたたいてあげれば水平にピッタリ揃います。
それでは次にラブリコを取り付けます。
私はカインズホームで購入しましたが、DIY用品を販売している売り場があればどこでも売っているかと思います。
近くに無い場合はAmazonで同じ商品が売っているのでこちらを使用しても問題ありません。
中身はAmazonのと同じですね。
上部に取り付けました。
念のため下部のシートも取り付けてます。
3. 設置
一通り準備が整ったので玄関脇に設置します!
玄関をキレイにしました!
高圧洗浄機で洗い流したので余計な砂ホコリはある程度取れていると思います。
今回の取り付け位置は玄関右側にあるスペースに取り付けます。
どうにか取り付け完了しました。
水平器を使ったり、少しづつ目視で確認しながらアジャスターを締め付けていきました。
4. 円柱木材の取り付け
次は円柱木材の取り付けを行って行きます!
この円柱木材には雨の日に使用した傘などをかけられるようにしたいと思ったので、その傘をかけるためのバーを制作していきます。
まずはホームセンターで購入したU字のソケットを使用します。
幅は25mmです。
こんな形の金具を使います。
直接取り付けても良かったのですが、バーの部分を取り外し可能にすれば交換可能にできるのでソケットに差し込むような作りにしました。
直径25mmくらいの円柱の木材はホームセンターで500円くらいで売っています。
ちょっとずれているかもしれませんが、おおよそ25mmです。
ソケット取り付け後はこのような感じで木材を差し込むだけ傘かけができあがりました!
こんな感じで使用した傘を引っかけて乾かせるように使います。
また傘が下にくっ付かないようにある程度高さをつけているので、水滴が下へ垂れていきます。
5. 棚の取り付け
では最後に棚を取り付けていきたいと思います。
棚に使用する木材は1x10材の長さ91cmのものを使用します。
予め、柱の間は91cmの間隔をあけておきます。
棚の高さがこどもの頭くらいの高さで、万が一ぶつけたりした場合に怪我をしたら大変なので板の角は丸くしておきます。
印を付けて、雑にノコギリで切り落とします。
この後サンダーを使って滑らかにしていくのでこの程度で大丈夫です。
こちらがサンダーを使って整えた後です。
サンダーはDIYにおいてかなり使います。
とにかくキレイに塗装を仕上げたい場合や角を滑らかにしたい場合にサンダーがあると作業が捗るので是非DIYでもう一段質を上げたい方は持っておくと良いです!
私のブログでもサンダーについて紹介していますので参考にしておください。
それでは最後に棚を2か所に取り付けていきます!
塗装に関しては工程を省略しており、2度塗りして取り付けできる状態になっております。
こんな感じで、棚を2つと傘掛けを作りました!
使用感
こんな感じで上の段には多肉植物を置いて、下の棚には普段よく使うものが入っているボックスを置いてみました。
雨の日には使用した傘を掛けられるようになっております。
柱にはフックを取り付けて、掃除用具をぶら下げようかと思っています。
最後に
いかがでしたでしょうか?
定期的なラブリコの締め具合の調整は必要かもですが、簡単にオシャレな棚を作ることができました!
それなりに本格的な棚を作ると板を多く使用するので費用が大きくなりますが、この程度であれば比較的安価に制作が可能です!
この棚自体もどのくらいもってくれるかわかりませんが、それでもDIYって面白いですよね。
この記事の棚を真似てもよいですし、是非この記事を参考にアイデアを広げていただければと思います。